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4 ナノトラッカーでお気軽撮影 平成27年8月24日
オーストラリアの撮影では、小型ポータブル赤道儀ナノトラッカーは十分威力を発揮してくれました。
超小型の赤道儀ですが、100mm程度の望遠レンズのガイドにはいい結果をだしてくれます。
(参考) 日本で撮影したときのイメージ写真です。
ちょっと残念なのは、搭載重量ですね。
雲台も含め2kgとなっています。
大型機材の撮影では、ちょっと負担が大きいかもしれません。
1 エータカリーナ星雲
この遠征では、エータカリーナ星雲の撮影はちょうど好機を迎えていました。
撮影開始から、空に雄大なその姿を見ることができました。
このくらいの望遠レンズでは、周辺の星団や星雲も入って賑やかな光景になります。
(撮影状況)
平成27年6月13日 19:37〜 チラゴー。
EF100F2.8LISレンズ(100mm)F3.2
EOSKissX4(改造) ISO3200 55秒×3フレームコンポジット
ナノトラッカーでガイド ポーラメータで簡易極軸合わせ フォトショップエレメンツで画像処理
2 小マゼラン星雲
大小マゼラン星雲の撮影も憧れの一つですね。
今回は、ちょと撮影が難しい状況でした。
大マゼラン星雲は、夕方ごろにはその姿を消してしまします。
小マゼラン星雲は深夜遅くに姿を現します。
高度が低く撮影は難しいように感じました。
でも、オーストラリアの空は澄みきっているようです。
小マゼラン星雲は、低空でも綺麗な姿を撮ることができました。
(撮影状況)
平成27年8月15日 02:17〜 チラゴー
EF100F2.8LISレンズ(100mm) F4
EOSKissX4(改造) ISO3200 露出60秒×4コフレームンポジット
ナノトラッカーでガイド ポーラメーターで簡易極軸合わせ フォトショップエレメンツで画像処理
これまでに掲載したオーストラリア星空撮影旅行記
連載 星空に夢を求めて「百武彗星」
過去の連載記事は、こちらからご覧いただけます。
日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています