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  •  3 オメガ星団・超お気軽撮影にトライ   平成27年8月22日



    オーストラリアの空には、エータカリーナ星雲、オメガ星団、大小マゼラン星雲など大型の天体が 目白押しですね。


    どんな機材で撮ったらいいのか、経験者の撮影方法をネットで調べてみました。

      

    小型の天体望遠鏡や200〜300mmの望遠レンズ、そして100mmのレンズでも撮影している方がいます。


    初めての場所、初めての撮影、できるだけ気楽に簡単な機材でトライできればいいですね。


    1 超お気軽撮影で撮影にトライ


    遠征には、星雲・星団撮影用に100mmと200mmの望遠レンズを持って行きました。

    100mmの望遠レンズは、ナノトラッカーを使ったノータッチガイド撮影が可能です。


    そして、オーストラリアの極軸合わせはかなり難しいと聞いていました。

    北極星のようにはっきりとした目標がなく、極軸合わせが大変です。


    初日は、極軸望遠鏡を使わずポーラーメターで簡易に極軸調整を行いました。

    どのくらいの撮影ができるのかオメガ球状星団を撮影した画像を紹介します。

    100mmの望遠レンズでも、結構綺麗に撮れるものですよ。


    2 全天一の大型球状星団 オメガ星団


    日本では、低い位置にあり綺麗に撮影するのがなかなか難しい球状星団です。

    オーストラリアでは高い位置にあり、肉眼で見ることができました。


    (1) トリミング前の元画像です。

      


    (2) トリミングして大きく拡大しました

    翌日、200mmの望遠レンズ(CD−1・極軸望遠鏡)を使って撮影したのもに比べても大きく引けをとらない ように感じました。

      


    (3)オメガ星団とケンタウルス座A電波星雲

    少しトリミングして拡大しました。

     

    電波星雲は小さいですが、拡大するとそれらしい姿が写っています。

      


    (撮影状況)

    平成27年8月13日 午後7時59分 オーストラリアチラゴー

    EOSKissX4(改造) ISO3200 露出33秒×3コフレームンポジット

    EF100F2.8LISレンズ(100mm) F3.2

    ナノトラッカーでガイド ポーラメーターで簡易極軸合わせ フォトショップエレメンツで画像処理



      

    これまでに掲載したオーストラリア星空撮影旅行記

        

    オーストラリア



     

     連載 星空に夢を求めて「百武彗星」


    過去の連載記事は、こちらからご覧いただけます。


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    日々の日記 四季の高松


    四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています


        

    四季の高松

     

     

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