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  •  皆既月食が近づきました     平成27年4月1日


      

    4月4日は皆既月食です。

    皆さん準備はできましたでしょうか。


    普段月を撮影したことがない方でもチャレンジしてはいかがでしょうか。

    手持ちの望遠レンズで変化する月の様子を撮ることができますよ。


    画像は、昨年10月8日の皆既月食の様子です。

      


    撮影には焦点距離の長い望遠レンズが必要です。

    今、カメラキットには、200mmまで焦点距離を伸ばせるズームレンズが付属しています。

    こうしたレンズで月を撮ることができます。

    下の画像は、キャノンKISSX5にSIGMA18−200DCズームレンズをセットしています。

      


    撮影にはいくつか注意することがあります。

    一番大切なことはピント合わせです。

    微妙な月の陰影は、オートでなくマニュアルで合わせます。

    月が欠け始める前に、ライブビューモードで月を5倍か10倍に拡大して慎重にピントを合わせます。


    次に大切なことは、シャッタブレに気を付けることです。

    手でシャッターを切ると必ず画像がぶれるといっていいでしょう。

    必ずコントローラーを使用してください。

    コントローラーをお持ちでない方は、2秒セルフタイマーを使うと代用ができます。


    皆既月食では、月は時間をかけて変化するので撮影をあわてることはありません。

    まず、三脚の雲台を使ってカメラの中心に月を導入します。

    撮影中月は動きますので、シャッターを切る前にライブビュー画面の中心に移動させます。

    画像として写った月は小さいものですが、ピントを十分合わせておけばトリミングで拡大することができます。



     月食撮影では、絞りとシャッタースピードを手動でセットします



    皆既月食中、月はいろいろな表情を見せてくれます。

    その都度、絞りやシャッタースピードを設定する必要があります。

    皆既月食は時間をかけて変化しますので、ゆっくりとセットすることができます。


    月の欠け具合によって、表を参考に設定してください。

      

    ISO感度によってその欄の数値を使用してください。

      


    撮影現場に着くと三脚をできるだけ平らな所にセットします。

    カメラを月に向けます。

    ライブビューモードで拡大し、マニュアルでクレーターが一番綺麗に見えるところに合わせます。

    月の変化に合わせて、絞りやシャッタースピードを設定します。

    そしてコントローラーでシャッターを切ります。

    ピントは一度合わすとそれでOKです。

    月が動きますので、再度カメラの中心に導入し手順を繰り返します。

    月食はゆっくり進行しますので、決してあわてる必要がありません。


     

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