気軽に天体撮影 topics
ちょっと旬の話題や写真
久しぶりに月の撮影ができました 平成26年7月16日
台風が来たり、雨が降ったり、曇ったりと、暫く大変な天候でした。
今日はようやく天候に恵まれ、月を撮影することができました。
今日は、月が出る時刻が遅く日付が変わる頃の撮影です。
BORG60EDに×2テレプラスで焦点距離が700mmになります。
月の全景を撮るには、焦点距離が少ないかもしれません。
小さく撮って大きく引き伸ばすということで撮影にトライしました。
結構いい画像が撮れたように思います。
このためには、慎重にピント合わせこれが一番大切です。
ポータブル赤道儀を使用すると、月が視野から外れないためゆっくりとピント合わせができます。
少し早いですが、今日は皆既月食の撮影練習となりました。
(撮影状況)
平成26年7月16日 午前0時41分 自宅屋上。
BORG60ED ×2テレプラス F11.6。
EOSKissX5 ISO200 1/160秒。
ナノトラッカー月追尾モード フォトショップエレメンツで画像処理
ナノトラッカーの簡易セッティングは簡単です
ナノトラッカーを使用するためには、極軸合わせが大切です。
天候がいいと言っても、周りが明るく我が家からは北極星を見ることができません。
ポーラメーターを使用しました。
水準器の泡が中心になるようにセットし、方角を北へ向け「コンパスの磁気偏角」分調整します。
これで月を鏡筒の視野の中に捉え続けることができます。
ポータブル赤道儀でガイドは非常に助かります。
経緯台と違って、頻繁に月の位置調整の必要がありません。
ピント合わせに時間がかかってもそのまま撮影することができます。
撮影画像を確認中に月が視野から消えることもありません。
こうした簡易セッテイングで思ったより月を捉え続けることができました。
ちょっとびっくりですね。
短時間の月の撮影には問題がないようです。
皆既月食のように長時間の場合はどうでしょうか。
今後練習や機材の能力を調べてみる必要があるようです。
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日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています