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  •  天体望遠鏡博物館に貴重な収蔵品が増えました  平成26年4月30日


    天体望遠鏡博物館はオープン目指して準備が進んでいます。

    27日(日)寄贈された五藤光学の屈折望遠鏡を引き取りに愛媛県に向かいました。


    引き取り作業は、私にとって初めての経験です。

    今回は、クレーンなどを使わず人力で行うため、かなりの人数が必要ということで協力を申し出ました。



    こうした望遠鏡の解体移送には、経験と技術が必要です。

    博物館の関係者の皆さんは、かなりの経験と知識を持っています。

    収集された望遠鏡は、展示されるだけでなく観察や観望にも使えるように蘇ることとなります。

    そのためにも緻密な作業が求められます。



    この日待っていたのが力仕事でした。

    いくつもに分解して搬出しますが、一つひとつが大変な重さです。

    赤道儀の本体や架台は、ちょっとやそっとでは運べるものではありません。

    何といっても貴重な光学製品、慎重に丁寧に扱うことは言うまでもありません。


    でも、人の力は素晴らしいものです。

    何人もの力を合わせれば思いもよらぬ力が発揮できました。

    屋上から1階へ、知恵と工夫、そして全員の協力ですべて車に積み込むことができました。

     

     当時の天文教育は相当なものだったと実感しました


    校舎の屋上では、1977年製五藤光学の大型屈折望遠鏡が活躍してきました。

    今回、校舎の移転改築にともない年代的に古くなった望遠鏡が博物館に寄贈されることとなりました。


    現地を訪れ、当時力の入れようが相当なものだったと実感しました。

    生徒さんのために、ご父兄や地域の皆さんが協力し屋上に天文台を設置したとお聞きしました。

    ほんとうに、手入れや保管が良く今でも良好な状況を保っています。



    最近は、ほとんどをコンピューターで制御できる機能を持った望遠鏡が主流となっています。

    こうしたマニュアル操作の望遠鏡が天文台から姿を消しています。


    今回の寄贈で、この望遠鏡に再び活躍の場が与えられようとしています。

    貴重な望遠鏡として展示され、子供たちのロマンを描きたてるために活躍が期待されます。

     

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