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  •  四国天文協会 香川県支部総会の話題です  平成26年2月8日


    2月2日に四国天文協会香川県支部総会が開かれました。

    平成26年度の行事について協議されました。


    会議は、中村博支部長の開会の挨拶で始まりました。

    支部長さんからは、例会でいつも素晴らしい天体写真を見せていただけます。

    当日は、香川県支部の運営や活動について議事の進行をしていただきました。



    26年度に行われる毎月の例会について、例年行われる行事の状況や実施案について説明がありました。

    香西さんには、すべての行事でいろいろお世話になっています。

    その時の天文現象も踏まえて行事予定を取りまとめていただきました。


    この日は、10名近くの会員が参加しました。

    26年度に予定されている火星の接近や皆既月食、彗星の出現などの話題が出されました。

    26年度も例会で会員皆さんの天文台にもお邪魔することになりました。

    お世話になります。


     

     光害についても話し合われました


    天体観測で一番気になるのは、光害ですね。

    光害についてもいろいろ意見がだされました。

    光の影響を受けずに観測を続けることは難しいことですね。


    私の自宅の近くにも、かなり前になりますが24時間営業の高層の駐車場ができました。

    天体撮影は、月、明るい惑星以外は無理な状況です。

    市街地ではしかたないと諦めて郊外に撮影に出かけています。


    こうした状況は、郊外でも起こっているようです。

    皆さん、大きな施設などができると少なからず影響を受けています。


    この日は、全国的にも著名な彗星掃索家で天体観測者の藤川繁久さんが参加されていました。

    藤川さんは、ご自身の名前の付いた彗星6個や数個の彗星を独立発見されています。

    2012年8月にも、いっかくじゅう座に新星を発見されたことでも有名です。

    四国天文協会の名誉会員をされていますが、香川県にとっても、日本にとっても貴重な天文家です。


    藤川さんの観測所は西讃にありますが、冬になると山の上のスポーツ施設のライトが夜遅くまで輝くようになるそうです。

    大切な観測にも大きな影響が出ているようです。

    藤川さんの日々の活動は、日本の天文界にとって貴重な財産ですね。


    あたかも無形文化財保持者の創作活動に似ているようにも感じます。

    創作活動は、きっと、芸術関係者だけでなく、行政や地域の皆様に支持されているのでしょうね。


    藤川さんの講演を聞いたことがあります。

    そのお人柄と彗星探索に取り組む姿勢の素晴らしさに感嘆の声を上げたほどです。


    こうした方の活動を支えたり、天文愛好家が活動できる環境づくりは、我々の力だけでは難しいようです。

    行政をはじめ地域の皆さんの協力や理解が大切ではないかということで話が進みました。


    写真は、以前、藤川さんの観測所を訪れた時のスナップです。


     

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