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  •  自動導入経緯台のセッティング     平成26年11月9日



    「NEXSTAR GT」自動導入経緯台を使ってみました。

    なかなかいいというのが実感です。

    天体を自動導入しそのまま追尾してくれます。

    月や惑星を導入し、その観望や撮影には最適だと思います。


    ただ、赤道儀のように極軸に沿った追尾はできません。

    星雲など露出時間が長い天体の撮影には向いていないようですね。


    この経緯台の機能を十分に引き出すには、セッティングを慎重にしなければなりません。

    私は、中型のカメラ三脚にこの経緯台を搭載して使用しました。

    三脚の3ウエイ雲台にそのまま載せるとピント合わせの時に鏡筒のぶれが大きくなります。

    雲台を外し、三脚に直接この経緯台を載せることで解消しました。

      


    セッテイングで一番大切なことは、三脚を水平にセットすることですね。

    そのためには、水準器を使って確認しなければなりません。

      


    もう一つ、この経緯台の追尾精度を高めるために大切なことがあります。

    鏡筒の向きを、水平にして北へしっかり向けておくことが大切です。

    いろいろな星でアライメントできない昼間の太陽観測などでは、これで追尾精度が上がることとなります。

    私は、ビクセンのポーラメーターを使っています。磁石は、北より西を指しています(偏角)ので注意が必要です。

      


    太陽を見たり撮影するには、専用のフィルターが必要です。慣れていない人は危険ですから絶対太陽を見ない ようにしてください。



     月を撮ってみました、ピント合わせが楽ですよ。



    この経緯台を使って月を撮りました。

    この経緯台には「惑星アライメントという機能」があります。

    月に手動で望遠鏡を向けアライメントをすることで、この経緯台が月を追いかけてくれます。

    もちろんセッテイングは慎重に行う必要があります。

      


    自動追尾してくれることは、月の撮影で大変役に立ちます。

    鏡筒の視野から月が出ていくことがありません。

    ゆっくり慎重にピント合わせをすることができます。

      


    (撮影の状況)

    平成26年11月4日 午後9時12分 自宅屋上

      

    BORG60ED ×1.4テレコンバーターGR F8 D5フィルター

    EOSKissX5 ISO200 1/200

    NEXSTAR GTマウント フォトショップエレメンツで画像処理


    次回は、この経緯台の使い方などお伝えします。

     

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