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  •  東亜天文学会・年会が京都で開かれました      平成25年9月23日


    9月21日、東亜天文学会の年会に参加するため京都を訪れました。

    高松から京都へは、新幹線を利用すると2時間半ほどで着きます。

    タクシーで、会場の京都大学の益川ホールに向かいました。


    会は、佐竹実行委員長の歓迎の辞で始まり,山田理事長の挨拶へと続きました。



    その後、天体発見賞や各賞の表彰式があり、受賞者全員記念撮影となりました。



    この日は、東亜天文学会の設立者の山本一清博士の功績や足跡について、お二人の先生から講演がありました。


    ● まず、京都大学宇宙物理学助教授富田良雄先生から、日本における天文学普及の先駆者である山本博士の功績や 人間像などについて講演がありました。




    博士は、日本の天文学の先駆者であるばかりでなく、アマチュア天文家の育成にも多大な尽力をされました。




    ● 続いて、京都大学建築学専攻教授の山岸常人先生から、博士が退官後、私費を投じてつくられた山本天文台について 、建造物としての観点からの講演がありました。




    大津市にあった山本天文台は、長年に亘って日本天文界の情報の中心としてその役割を果たしてきましたが、博士亡き後 荒廃が進み、惜しまれながら2011年に解体されたそうです。

     

     山本天文台資料室を見学しました


    山本天文台の解体により、天文台にあった資料は京都大学に移され、現在整理作業が行われています。

    日食撮影に使った手回し式カメラ、天体望遠鏡や書籍など膨大な資料が収集されていました。

    博士の声を記録した録音盤も保存されています。




    博士が愛用した六角の回転式の机がありました。

    外国の天文台を視察したときに使用されていた机を模して造らせたものだそうです。

    手で机を回転するだけで向こう側にある資料や書籍を手元に引き寄せることができます。

    非常に便利に作製されています。




    ● 会は、22日も開催され、9名の方から研究発表が行われます。

    残念ながらこの日は、家の行事のため欠席させていただきました。

    開催に係られた当会の皆様や、今回、会の準備や運営にご尽力いただいた関西天文同好会の 皆様にお礼を申し上げます。

    お世話になりました。

     

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