気軽に天体撮影 topics
ちょっと旬の話題や写真
月のアップを撮りました(拡大撮影)
月は、日々表情を変えます。
そうした日々の変化は、いつも直焦点法で撮影しています。
この方法では、刻々と変化する月全体を表情豊かに捉えることができます。
また、月面のクレーターや山脈を大きくクローズアップして撮影する方法もあります。
望遠鏡の接眼部に接眼レンズを装着し、倍率を大きくして撮影する方法で、 拡大撮影と呼ばれています。
この撮影では、拡大撮影用のアダプターや高性能な接眼レンズが必要となります。
特に接眼レンズは、周辺まで均等な像が得られるよう、ちょっと高価なレンズを使用します。
直焦点撮影より、いろいろなパーツ揃える必要があります。
拡大率が高くなりますので、撮影は、よりシーイングが良い時を選ぶこととなります。
先日、拡大撮影法で土星の撮影にトライしました。
せっかくの機会です、合わせて近くに輝く月にもカメラを向けました。
コペルニクス周辺を撮影しました
コペルニクスは、月の中央にある大きなクレーターです。
このクレーターは、直径97km、東京都がすっぽり入るほどの大きさです。
10億年前の衝突でできたといわれています。
BORG101ED鏡筒に9mmアイピースを使って拡大撮影を行いました。
ISO800、シャッタースピード1/60に設定しました。
5月21日、午後9時45分頃に南の空に煌々と輝く月齢11の月です。
これまでに掲載した「ちょっと旬の話題や写真」
平成21年からのtopicsを掲載しています。