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  •  パンスターズ彗星奮闘記 ようやく出会いがありました


    職場が変わり、あわただしい日々を送っていました。

    パンスターズ彗星は、西の空に見えるようになってから時間が経過してしまいました。

    当初の期待ほど明るくはありませんが、まだまだ観測の機会が続きそうです。

    こうした中、何度か撮影にチャレンジしましたが、残念ながらパンスターズ彗星との出会いがありませんでした。

    もやもやがつのるばかりです。


    いま彗星は。見かけ上の位置、M31アンドロメダ星雲近くに位置しています。

    天気も良く、位置の特定が少し分かりやすくなりましたので撮影に出かけました。

    明け方前、北東の空で10度ほどの高度にカメラを向け、試写をするためシャッターを切りました。

    突然です。確認画像に、彗星が写りこんできました。


    ようやく、パンスターズ彗星と出会うこととなりました。

    私にとって、記念すべき第1号写真を掲載しました。



    撮影日:4月5日 4時34分

    撮影地:香川県高松市茜町

    カメラ:EOS6D

    レンズ:EF70−200f/4L USM 200mm

    撮影条件:ISO800 F4 露出45秒

    画像処理:フォトショップエレメンツ

    ガイド:GP2赤道儀 セルフガイド

     

     今回は4度目のチャレンジでした


    この彗星が現れるまで、夕方や明け方頃に尾を引く彗星の撮影の経験はありません。

    使用する機材についても手探りの状況です。


    最初のチャレンジは、パンスターズ彗星が見えることとなった3月10で曇り空でした。

    わずかな望みを抱いて海の見える高台にカメラをセットしました。

    残念ながら、最初のチャレンジは、天候に恵まれませんでした。


    今回は、天候も良く、また、北極星が輝き、赤道儀の使用が可能でした。

    結構、焦点距離の長いレンズが使用できます。

    ただ、焦点距離が長くなれば位置の特定が問題になります。


    ファインダー代わりの望遠鏡では、目印となるアンドロメダ星雲は、明け方近くで高度が低いこともあり見ることが できません。

    コンパスで北東を割出しカシオペア座の位置も参考にして彗星の位置を予想しました。

    驚きました。最初の撮影で彗星が写りこんできました。


    その後、空は、少しずつ明るくなってきます。

    今まで輝いていた星は、あっという間に姿を消していきます。

    三日月だけが空に輝いています。



    25.4.5 5:23 EOS6D EF24−70f/4Lレンズ オート手持ち撮影

     

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