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  •  ちょっと興味をひく本 「デジタルカメラ 超望遠撮影術」


    先日、時間待ちに読もうと駅の本屋さんで、「デジタルカメラ 超望遠撮影術」という本を購入しました。

    野鳥、動物、飛行機と合わせ天体写真についてその撮影方法などを解説しています。

    また、後半は露出やシャッタースピード、ピント合わせなどについても分かりやすく記載されています。


    デジタルカメラになって天体撮影がより身近になったと書かれています。

    「カメラのデジタル化の恩恵を受けて天体写真は本当に手軽になった」ぜひとも月や惑星、星空にカメラを 向けて欲しいという言葉が大変印象的です。


    天体写真の種類は、星景写真、星野写真、星雲・星団写真、月・太陽写真、惑星写真に区分されます。

    そして、天体写真の第一歩は月の撮影として、月から星雲・星団、そして赤道儀を使った撮影の順に説明しています。


    もう一度天体写真を手軽に楽しむ方法を再認識させられたような気がします。

    この本も参考にして、星景写真の撮影に出かけてみました。


     

     星景写真 県立体育館と星空


    地上の景色と星空が一緒に写っている写真を星景写真といいます。

    短時間の露出で星を点像に写したり、長時間露出で星の軌跡を写します。


    今回は、比較明撮影の方法で建物と星の軌跡を写してみました。

    まず、三脚にカメラを固定し、夜、建物が綺麗に写るよう露出やシャッタースピードなどをセットします。

    そして、カメラの連写モードで多数の画像を撮影したものを画像処理ソフトで合成します。


    非常に難しそうにみえますが、慣れると簡単に撮影することができます。

    画像処理ソフトは、ウエーブ上に公開されており、無料でダウンロードできます。

    四国天文協会の先輩会員の方からその楽しさを教えていただきました。


    写っている建物は、香川県立体育館です。

    丹下健三さんの作品として有名な建物です。

    年数が経過し耐震化の問題もあり、その機能十分発揮できなくなっています。

    残念なことに、今は、あまり注目されなくなってしまいました。


    船の形をした、個性的で本当に美しい体育館です。

    夜明け前、夏の星座も昇ってきます。

    今回、星景写真の題材に選んでみました。



    撮影日:4月14日 3時14分

    撮影地:香川県高松市福岡町

    レンズ:SIGMA 10−20 F3.5EX DCレンズ

    カメラ:EOS40D

    撮影条件:ISO400 F5.6 露出13秒 52フレームコンポジット

    画像処理:SIRIUSCOMP フォトショップエレメンツ

    固定撮影

     

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