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アイソン彗星 おとめ座スピカに大接近 平成25年11月18日
光度が急上昇し期待が高まるアイソン彗星です。
15日には、5等級と観測されています。
今、どのくらい明るさになっているのでしょうか。
彗星は、今日、おとめ座の1等星スピカに最接近しました。
200mmの望遠レンズにAPS−Cサイズのカメラで撮影しました。
彗星とスピカがゆとりを持っておさまりました。
残念ながら、満月が煌々と輝いています。
星が見えにくくなっています。
どうなることかと思いましたが、カメラの感度やシャッタースピードを抑えて、無事撮影することができました。
(撮影状況)
平成25年11月18日 5時16分から 志度
EF70−200mm F4Lレンズ F5 200mm
EOSKissX5 ISO800 露出13秒×3フレーム 17秒×2フレーム コンポジット
GP2赤道儀 セルフガイド フォトショップエレメンツで画像処理
彗星の核の動きに合わせてコンポジット
撮影の合間でゆっくり彗星を観望しました
今まで彗星が暗いのと撮影中心で、ゆっくりアイソン彗星の姿を楽しんだことがありませんでした。
観望用に口径10cmの屈折望遠鏡を持参しました。
今回は、スピカを視野に入れると近くのアイソン彗星を見ることができます。
ただ、月が明るいため、それらしきものは確認できますがアイソンとは確信が持てません。
先ほど撮影した写真で位置を確認しました。
望遠鏡の視野には、恒星とは違い、少し周りが淡く輝く天体が見えます。間違いありません。
尾が伸びているようにも見えます。
月が出ていなければもっと素晴らしい姿を見ることができたでしょう。
今日も撮影現場に到着したときは雲がいっぱいでした。
しかし、彗星の高度が上がる頃には、すっかり晴れ間が広がりました。感謝です。
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日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています