気軽に天体撮影 topics
ちょっと旬の話題や写真
まだまだ淡く小さい姿です アイソン彗星 平成25年10月3日
月が細くなりました。新月まで待てずに、アイソン彗星の撮影に出かけました。
どこで撮影するか大変迷いました。
瀬戸内海に面し東が開けてているところを探しました。
普段、東の空は撮影したことがなく、適地を決めきれず、結局、空港近くで撮影しました。
細い月が出ています。
綺麗で澄み切った夜空が見えていましたが、空港の明りがあり撮影はもう一つかと不安でした。
撮影結果をみて少し胸をなでおろしました。
どうにか、初フライトで、淡くて小さいですがアイソン彗星に出会うことができました。
ただ、場所が良ければもっとはっきり写すことができたように思います。
残念でした。
(撮影状況)
平成25年10月2日(水)午前4時46分〜 綾川町
BORG101ED ×0.8レデューサー F5.0 LPS−P2フィルター
EOS6D ISO1600・3200 露出60秒 4フレームコンポジット
SXD2赤道儀セルフガイド フォトショップエレメンツで画像処理
撮影方法もいろいろ悩みます
SXD2赤道儀は、彗星を自動導入後は、彗星独自の動きに沿って追尾してくれる優れものです。
それでもどれだけの時間、正確にガイドしてくれるのかは不明です。
かなり古い解説書ですが、彗星の移動速度からして、焦点距離500mm程度の鏡筒であれば、恒星時追尾でも、 3分程度は大丈夫という記述を目にしたことがあります。
ノータッチガイドで3分は無謀です。 1分露出したものを複数枚コンポジットすることとしました。
あまり考えてもいい結果は出ないと思い、とりあえずやってみることとしました。
結果は、まずまずでした。
これから、彗星の光度も徐々に上がってくるようです。
いい条件のもと、いろいろ工夫して撮影にチャレンジできればと思っています。
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日々の日記 四季の高松
四季折々の身近なスケッチを日記風に記載しています