瀬戸の星景 灯台と星と船の光跡
1 瀬戸内海の女木島に北斗七星が昇ります
高松港からは、正面に女木島が望めます。
この女木島は、別名「鬼が島」とよばれています。
島内の山頂近くには、鬼が住んでいたといわれる洞窟が観光名所となっています。
桃太郎伝説の「鬼が住む島」と称されています。
現実は、昔、海賊が住んでいて瀬戸内海を航行する船を見張っていたようです。
長い洞窟は、様々な用途に使用できるように手が加えられており、人々(鬼々)が集団で住んでいた様子を
感じとることができます。
女木島の山頂からは、瀬戸内海を一望することができます。
画像には、女木島にある灯台の灯りや航行する船の航跡(光跡)が強く輝いています。
撮影時間には、ちょうど、島の東側に北斗七星が縦に高く昇っていました。
(撮影状況)
平成25年1月20日 午後9時19分 高松港
SIGMA DC18−50mm F2.8 EX DC MACROレンズ(18mm)
EOS40D ISO800 露光13秒 F5.0 134フレーム比較明合成
固定撮影 SiriusComp・フォトショップエレメンで画像処理
2 月明かりの中で撮影しました
女木島の夜景を撮るのは2度目です。
最初は、まったく月の出ていない夜に撮影しました。
いろいろ露光時間を変えて撮影しましたが、暗闇に島の姿がうまく浮かび上がりませんでした。
今回は、月明かりがあります。
この島の近くは、航路になっており船が行き交いしています。
今回もいくつかの船が前を横切りました。
いろいろなものが重なり、なかなかイメージどおりにはいきません。
なかなか難しいものです。