MENU/ home/ introduction/ photo/ system/ topics

ちょっとした旬の話題や写真/


 望遠鏡コレクション2 BORG鏡筒


1 いつの間にかBORGマニアになってしまいました。   


いまでも覚えていますが、アポクロマート鏡筒がどうしてもほしくなり、いろいろ思案した時期があります。
アポクロマート鏡筒は、EDレンズなどを使い、収差を良好に補正しているため高額です。
サラリーマンの小遣いで購入するのは大変です。

そうした中、2007年版地人書館「望遠鏡・双眼鏡カタログ」のなかで、BORG60ED鏡筒が特集されていました。
この記事がきっかけでBORG鏡筒を手にすることとなりました。
代表的な星雲・星団を撮影するには、手ごろな鏡筒です。

人間は、欲が出るものです。
もう少し口径が大きく焦点距離の長い鏡筒が欲しくなり、BORG76ED鏡筒を手に入れました。
中古品ですが、非常に綺麗な写真が撮れます。

本当は、これで満足すべきでした。

BORG76EDで系外銀河の撮影にチャレンジしました。
視直系が小さな銀河は、どうしても迫力がもう一つに感じます。
このことが、心の中に知らぬ間に刻まれていました。

その頃、ノータッチガイド撮影とともに、ガイドアイピースを覗きコントローラーで微調整をする 補助ガイド撮影を行っていました。
天体撮影を志すものとしては、オートガイド可能な赤道儀やオートガイダーに憧れるものです。

一昨年、思いが叶いオートガイド可能な機材一式を揃えることとなりました。
人間、いざとなると気持ちが大きくなるものです。
なんと、それらの機材の注文と合わせて、BORGで最高級の125SD鏡筒まで注文してしまいました。

自分の貯めたお金で買った最高の品物です。
今まで使った鏡筒にそれぞれ愛着がありますが、次々、上級の鏡筒が欲しくなるのは、販売会社トミーテックさんの 戦略なのでしょうか。

ただ、これだけでは、話が終わりませんでした。


BORG125SD 口径125mm 焦点距離700mm F6.0
BORG76ED  口径76mm  焦点距離500mm F6.5
BORG60ED  口径60mm  焦点距離350mm F5.8


2 BORG101EDまで手に入れることとなりました


昨年は、焦点距離の長いBORG125SDで写真撮影にチャレンジしました。

BORG76EDを使った撮影では、いい写真が撮れていました。
鏡筒を替えた途端、ガイドミスが出るようになりました。
ちょっとしたことが影響しているようです。

ガイド鏡が能力不足か赤道儀やオートガイダーの調整が悪いのか。

最近、自動導入のSXD赤道儀は、アライメントがオートガイドに影響することが分かりました。
撮影鏡筒の焦点距離が長くなった分影響しているのかもしれません。
これを解消するのが、今年の課題です。

こうした状況もあって、少し扱いやすい101ED鏡筒をまず使ってみたいと思うようになていました。
この鏡筒も高価なもので簡単には買えるものではありません。
それにも増して、すでに生産中止で簡単に手に入れることができません。

ヤフーのオークションにも出品されますが、落札金額は、びっくりするほど高額になってしまいます。
手に入らないものとあきらめていました。

ところがスペースゲイトさんの特価品コーナーで、101ED対物レンズが販売されているのを偶然見つけました。
特価品ですから販売価格はお買得になっています。
本当に迷いました。
しかし、この機会を逃すと2度と手に入れるチャンスは来ないという気持ちがこみ上げてきます。
迷う気持ちと反対に、手は、スペースゲイトさんにメールをいれようとパソコンのキーをたたいていました。

どうして次々とBORG鏡筒を揃えようとするのでしょうか。
性能の良さもありますが、夢にも思わなかったコレクターとしての気持ちがくすぐられます。


BORG101ED 口径101mm 焦点距離640mm F6.3

次回もBORG鏡筒についてもう少しレポートします。






 これまでのちょっとした話題


inserted by FC2 system