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 月撮影 月の色調は!


1 綺麗な上弦の月が空に出ています   


空は、綺麗に晴れわたっているようです。
しかし。月の周りはごくごく薄い雲につつまれているいるように見えます。

久しぶりの月撮影です。

月は、月齢や高度、そのときの天候などによって様々な色合いをみせてくれます。
フイルムで月を撮影していたころは、様々な色の月の写真が天文雑誌に掲載されていたそうです。

本来は、撮影した写真の色でそのまま掲載するのがいいかもしれません。
しかし、その日の天候や使用した機材などで微妙にバランスの違った色調が現れる時があります。

私は、ニュートラルグレー(白黒写真に近い)を目標に画像処理しています。
そうした中にも、月は、優し表情や厳しい表情を見せてくれます。


(撮影状況)
平成24年7月27日 21時47分〜 自宅屋上
BORG101ED ×1.4テレコンバーター F8.8
EOSKissX5 ISO400 露出1/160秒 RAW
フォトショップエレメンツ9で画像処理


2 つくづく月撮影は奥が深いと感じます


月撮影で大切なことの一つにピント合わせがあります。
私は、ライブビュー画面を拡大モードにしてピントを合わせています。

慎重に合わせますが、結果はもう一つの時もあります。
撮影時は、もう少し精度を良くたいと数回ピント調整を行います。
結果は、皮肉にも最初が一番いいということが良くあります。

また、大気は揺らいでいます。
シンチレーションが悪いと月面は綺麗に見えたり揺らいだりの繰り返しです。
せっかくピント合わせをしても、タイミングが狂うと良い写真が撮れません。
数を多く撮ってピントの合った写真を選びます。

また、大気の透明度も大きく影響します。
シーイングが悪いとクレーターの鮮明度がかなり違います。

これは、A4サイズなど大きく印刷すると如実に現れます。
今回の写真も見た目綺麗ですが、大気の透明度が悪かったせいか6月30日のトピックスに掲載した 月の写真と比べるとクレーターの内部構造の鮮明さがもう一つです。

月の撮影は、簡単にチャレンジできます。
楽しいものです。
しかし、大変奥の深いものだと実感しています。






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