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 アンタレスとさそり座の散光星雲


1 梅雨の合間にアンタレス付近の散光星雲を撮影しました   


午後9時ごろさそり座が南の空に大きく広がっています。
中でも、1等星アンタレスが赤く輝きます。
アンタレスのすぐそばには、有名なM4球状星団を見ることができます。

この球状星団は、密集度があまり高くありません。
しかし、口径が小さな望遠鏡でも球状星団らしさが良くわかります。
写真の絶好の撮影対象にもなっています。

また、肉眼では見ることはできませんが、この付近には淡い散光星雲が大きく広がっています。
この星雲は、なかなか淡く難しい撮影対象です。
しかし、撮影や画像処理の高度なテクニックを有するハイアマチュア写真家は、美しいを星雲を見事に表現されています。
憧れの領域でもあります。

アンタレスとM4球状星団の撮影にはトライしてきましたが、今まで散光星雲の撮影は、私にとってかなり難しいと 感じていました。
今回、ちょっと遊び心でチャレンジしてみました。

少し、雰囲気だけは、表現できたかもしれません。


(撮影状況)
平成24年7月8日 21時22分〜 撮影 高松空港付近
EF70−200(F4)Lレンズ  130mm
キャノンキスX4改造 F4.5 ISO800 露出220秒 ×4フレームコンポジット
GP2赤道儀ノータッチガイド フォトショップエレメンツで画像処理


2 散光星雲を表現するために強い画像処理を行いました


下処理として、ダーク補正をRAP2で行います。
それ以降の処理は、基本的にフォトショップエレメンツを使っています。

レベル補正や明るさコントラスト補正などで画像をかなり強調しました。
やっと淡い星雲がほんのり浮かび上がってきました。

4フレームほどコンポジットしましたが、強い画像処理になりましたので、画質が悪くなってしまいました。
今後の改善すべき課題です。

今回、かなり試行錯誤でやってみました。
できれば再チャレンジしたいと思います。
撮影時の光害カットフィルターの使い方、露出時間、また、画像処理テクニックなど 勉強すべきことがまだまだたくさんあるようです。






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