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 BORG鏡筒とテレコンバーターとの相性


1 BORG101EDとテレコンバーターDGで月を撮りました   


月の撮影には、今までケンコーのテレプラスを使用してきました。
鏡筒の焦点距離が2倍に引き伸ばされるため、月の撮影には大変便利なものです。

BORG製のテレコンバーターを持っていますが、何年も使い続けてきたテレプラスに愛着があり長年愛用してきました。

最近、インターネットのあるサイトでBORG鏡筒には、純正のテレコンバーターが最も相性がいいという書き込みを見ました。
ちょっと気になる情報です。
さっそく、試してみることとしました。

1.4テレコンバーターDG[7214」を使って撮影しました。
このテレコンバーターは、対物レンズの焦点距離に合わせて、レンズの位置を最適化できます。
焦点距離が300〜640mmの間の鏡筒に使用できると説明されていますが、BORG125SD
(750mm)にも対応します。

BORG101EDとの相性は、最高でした。

天候は、晴れていますが、月面は少しゆれています。
できるだけ、多くの枚数を撮り、写りのいいものをチョイスしました。
掲載画像は、解像度が落ちています。
元画像は、拡大するともっと細かい部分まで判別することができます。


(撮影状況)
平成24年6月29日 午後9時34分 自宅屋上
BORG101ED ×1.4テレコンバーターDG F9
EOSKissX5 ISO200 露出1/160
ポルタ経緯台 固定撮影 フォトショップエレメンツ9で画像処理


2 テレプラスは、銀塩(フィルム)撮影の時から愛用してきました


銀塩時代、一眼レフカメラによる月撮影では、できるだけ望遠鏡の焦点距離を長くする必要がありました。
フィルム写真は、簡単にトリミングができず、画面いっぱいに月を拡大して撮影しました。

焦点距離は、2000mm程度が最適とされていました。
テレプラスは、焦点距離を2倍に延ばすことができます。
また、撮影時の収差を良好に改善する機能を持っています。

その後、デジタルカメラの時代を迎えましたが、長く、撮影に使用してきました。

今回、テレコンバーターを使いましたが、カメラのライブビュー画面で見る月は、かなり鮮明です。
テレプラスを使い、ライブビューで強拡大した画像よりシャープな感じがしました。

BORG鏡筒に、純正のテレコンバーターは、かなり相性がいいようです。
宝の持ちぐされにならなくて済みそうです。
いい結果がでましたので、これからは、BORG101EDとこのテレコンバーターで月撮影にチャレンジしたいと思っています。






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