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金環日食レポート2 日食遠征もう一つの楽しみ


1 郷土料理も遠征の楽しみです  


今回、金環日食の撮影地を高知と決めました。
早くから宿泊をリゾートホテル海辺の果樹園に決め予約を入れていました。
これまで仕事や私的な出来事で大変忙しく、日食撮影と合わせて、この機会にゆっくり休養したい気持ちでした。

ホテル海辺の果樹園は、270°視界が開け、雄大な太平洋の水平線が視界に広がります。
また、高知名物のカツオのたたきが楽しめます。

日食前日の夜は、このホテルで皿鉢料理を堪能しました。
天体撮影を志す者が、名物料理目当てに撮影場所を決めるのは、不心得ものと言われそうです。
しかし、今回の選択は正解でした。

あいにく、翌日の金環日食はくもり空でしたが、皿鉢料理を堪能し、いろいろな方と親しくお話ができました。
料理長のサービスで、金環日食に合わせて料理にキンカンの甘煮が添えられました。



2 ホテルには、金環日食を見ようと大勢の人が宿泊していました

このホテルは、部屋を出るとすぐそこがオープンテラス風の廊下になっています。
部屋の前から日食を見ることができます。
この写真は、朝早く人影もまばらですが、時間がたつにつれて大勢の人がテラスに並びました。


私は、部屋のすぐそば東のコーナーに機材を設置しました。
これは、大変便利でした。
テラスで望遠鏡をセットしているのは、私だけのようです。
撮影風景が珍しいこともあり、いろいろな方がお話に来てくれました。


高知は、金環日食帯の下にあることから、倉敷からご夫婦で来られている方がいました。
お友達もご一緒とのことでした。

以前、四国に流星を見に来たことがあるそうです。
また、岡山の蒜山高原の星空もきれいだとお話しされていました。
曇り空で、太陽が顔を出すまで長い時間待つこととなりましたが、皆さんとの楽しい会話に癒されました。



3 準備した撮影機材が活躍する時がきました

金環食が終わり、しばらくしてそれまでなりを潜めていた太陽が突然顔を出しました。
その場を離れることなくいつでも撮影できる体制をとっていました。
すぐカメラのシャッターを切りました。

   午前8時4分57秒      午前8時11分20秒       午前8時17分02秒

用意した撮影機材で、部分日食が撮影できたことで、もやもやしていた気持ちが落ち着きました。


4 1泊2日のホテルライフを楽しみました

前日の夜、食事を終え部屋に戻ろうと席を立ちました。
出口付近で「デザートがまだ残っています」と声をかけられました。
後で部屋にお持ちします。部屋でお待ちください。
特別のサービスをしていただきました。

ホテルを離れる時もフロントの方に玄関まで見送っていただき、丁寧なごあいさつをいただきました。
金環日食はあいにくくもり空でした。
今回の遠征は短い時間でしたが、ゆっくりとホテルライフを味わうことができました。







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