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 小口径鏡筒で撮ったしし座の系外銀河


1 しし座の銀河を焦点距離200mmの鏡筒で撮ってみました  

冬から春にかけて輝いている散開星団を撮ろうとBORG50鏡筒にレデューサーを取り付け、200mm程度の焦点距離にし 撮影に臨みました。

撮影開始時間が遅かったことから、多くの星団は西に傾き、今回は、M44やM67をカメラに収めることとなりました。
せっかくの機会です。
すぐ近くのしし座のM66、M65などの系外銀河を写してみることとしました。

系外銀河は、視直径が小さく小望遠鏡では迫力に欠けてしまいます。
小望遠鏡の世界ではないかもしれません。
ただ、このボーグ50は、結構シャープな像を映し出してくれます。
雰囲気でも撮影できればとトライしました。 

小さいですが、M66、M65、NGC3628が三角形に並んでいます。

(撮影状況)
平成24年5月14日 午後11時01分 綾川町
BORG50 ×0.8レデユーサー  F4.0 
EOS KissX5 ISO800 露出3分
SXD赤道儀 ノータッチガイド 

2 しし座の銀河トリオをトリミングしました

この銀河は、およそ3000万光年彼方に位置しています。
左の端がM66で、明るさ9.0等・視直径9×4′、中央のM65は、明るさ9.3等・視直径10×3′となています。

これらの銀河は、山間部では、50倍程度の倍率で見ることができるといわれています。
私も何度も望遠鏡を向けてみましたが、あるといえばあるような、しかしはっきりとしないといったのが本当の感想です。

しかし、写真には結構きれいに写ってくれます。






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