2013年は大彗星年となりそうです
1 楽しみな年になりそうです
2013年は、日本の彗星ファンにとって人生最高の年になるかも知れないといわれています。
星ナビなどの天文誌でも、特集記事が掲載されています。
マイナス等級の大彗星が1年のうち2つも現れるラッキーな年になりそうです。
その一つがパンスターズ彗星で、期待どおりであれば来年3月には明るく輝く姿が見られます。
もう一つのアイソン彗星は11月から12月に明るくなることが期待されています。
ただ、パンスターズ彗星は、観測好機の3月中旬に高度が低いなど観測条件が厳しいことが予想されています。
こうしたことから期待どおりの大彗星になるかどうかは、今後の状況次第で、今の時点でははっきりしていないようです。
大本命は、年末にやってくるアイソン彗星です。
アイソン彗星は、あらゆる面で条件が最高で歴史的な大彗星となる可能性が非常に高いといわれています。
クリスマスの頃には、尾がきわめて長い彗星の姿を見ることができるかもしれません。
2 期待どおりの綺麗な彗星の写真が撮れるでしょうか
彗星の写真といえば、平成22年にM46とM47(南天の2重星団)を横切るハートレー彗星などいくつかの
彗星の写真を撮ったことがあります。
(撮影状況)
平成22年11月28日 午後11時44分〜 空港公園付近
EF70−200mm4L USM 200mm F5.6
EOS40D ISO800 露出180秒 ×2フレームコンポジット
ステライメージで画像処理
しかし、残念ながら長い尾を引く大型の彗星の写真を撮る機会はありませんでした。
あこがれの世界です。
明け方に大きな尾を引く大彗星の撮影方法も固定撮影、追尾撮影いろいろあるようです。
来るべき時に備えて準備を始めたいと考えています。
来年への期待は、高まります。