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 こぐま座流星群が極大 天気はどうでしょう


1 明日22日は、こぐま座流星群が極大となります  


こぐま座の背中のあたりにある放射点から、1時間あたり数個程度の流星が見られる小規模な流星群です。
タットル彗星が残した塵が地球の大気に飛び込んでくることで、流星が見られるそうです。

ピークは日没頃となりますが、月明かりが夜半まであり、組み合わせとして観測条件はよいとはいえません。
また、明日の天候はどうでしょうか。

自宅屋上からこぐま座のある北の空を撮ってみました。
街中で空が明るく、肉眼では、北極星がかすかに見える程度です。

北の空は、自宅からは、何かと寂しくカメラを向けたことはありません。
初めてのチャレンジとなりました。

露光10秒の画像を比較明合成しました。
この方法で撮影すると肉眼では見えない光景を写しだしてくれます。
あまりの星の多さにびっくりしました。

(撮影状況)
平成24年12月21日 午前0時6分〜 自宅屋上
SIGMA DC18−200・3.5−6.3レンズ(18mm) F4.5
KissX5 ISO800 露光10秒 固定撮影 279フレーム比較明合成
ソフトフィルター SiriusComp・フォトショップエレメンツで画像処理


2 比較明合成で流星写真の撮影

流星は、いつ現れるか分かりません。
その点、比較明合成写真は、長時間の撮影が可能です。

デジタル一眼カメラ、広角レンズ、三脚、リモートコントローラーがあれば気軽に撮影できます。

光害の多い場所では長時間露光に伴いバックグラウンドが明るくなってしまいます。
そこで短時間露光画像を相当数合成することであたかも長時間露光と同じような効果を得ようとするのが比較明合成という 手法です。

ズームレンズを広角側にセットします。
大切なことは、まずしっかりとピント合わせを行うことです。
ずーと遠くの景色をライブビュー画面で拡大してピントを合わせるのが簡単です。

また、景色や建物が露出オーバーにならないよう、カメラのISO感度、露光時間、F値(絞り)を決定します。
そしてドライブモードを連写に設定します。
カメラを目標の星座に向けます。

リモートスイッチでロックし連写撮影を開始します。
後は、車の中などで時間が経過するのを待ちます。
自宅での撮影では、テレビを見て時間をつぶすことも可能となります。







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