間もなく下弦を迎える月
１ 月は毎日表情を変えます 間もなく下弦をむかえる月を撮りました
夜、月が顔を出す時刻がだんだん深夜になってきました。
星雲・星団の撮影には、チャンス到来というところですが、残念ながら台風の接近などで天気がすぐれません。
時刻は１９日の午前０時過ぎです。
綺麗な月が出ています。
自宅で急きょ月の撮影を行いました。
中秋の名月から時間が経過し、月は大きく表情を変えています。
私は、何となく憂いをもった下弦の月が好きです。
今まで、月の撮影には、主にＢＯＲＧ７６ＥＤやＢＯＲＧ１２５ＳＤを愛用してきました。
先日、ふと浮気心でケンコーのＫＤＳ６３−８００鏡筒で撮影してみました。
入門用と思っていましたが、綺麗な月の写真が撮れるので驚いています。
８００ｍｍと長い焦点距離をもっていますが、非常に軽く取り扱いが便利です。
ＢＯＲＧ愛用者の一人ですが暫らくこの鏡筒で折々の月を撮影してみたいと思っています。
（撮影状況）
平成２３年９月１９日 午前１時２７分〜 自宅屋上
ＫＤＳ６３−８００ ×２テレプラス Ｆ２５
ＥＯＳ４０Ｄ ＩＳＯ１６００ 露出 １／１２５秒 ３フレームコンポジット
ポルタ経緯台 固定撮影 フォトショップエレメンツで画像処理
２ ピント合わせ用のパーツを工夫しました
ケンコーのＫＤＳ・６３−８００鏡筒のヘリコイドや接眼部は、材質や質感は違うものの、なぜかＢＯＲＧと
よく似たパーツが使われており、ＢＯＲＧパーツもそのまま使用可能です。
ピント調整用のヘリコイドは、ＢＯＲＧのヘリコイドＭとそっくりなものがついています。
このヘリコイドは、ＢＯＲＧと同様カメラを取り付けると動きが渋くなってしまいます。
少し工夫をしてみました。
ヘリコイドＭの後ろに、ミニボーグ用のＭ５７ヘリコイドＳなどを取り付けました。
このヘリコイドＳは、カメラを取り付けても動きが渋くなりません。
微妙なピントは、このヘリコイドでスムースに合わせることができます。
正解でした。
手持ちのパーツがいろいろ役に立つものです。
ケンコーヘリコイド＋Ｍ５７回転装置ＤＸ Ｍ５７ヘリコイドＳ カメラマウントホルダーＭ
＋マウントホルダー（Ｔリング）＋テレプラス
