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秋の代表 二重星団とカリフォルニア星雲


1 深夜に秋の星座・ペルセウス座が昇ってきます  


Wの形で北極星を見守るように、カシオペヤ座が北の空に輝いています。
夜が更ける頃、カシオペヤ座の東から、ペルセウス座が次第に高度を上げてきます。

カシオペヤ座との境界付近には、全天でベスト3に入る美しい二重星団「NGC884・869」が輝いています。
双眼鏡や天体望遠鏡で見ると、宝石を散りばめたような素晴らしい姿が大変印象的です。

短時間の露出で綺麗な姿を撮ることができます。
望遠レンズや焦点距離の短い望遠鏡の絶好の撮影対象です。 

ほとんど画像処理をせず、フルサイズで掲載しました。


ペルセウス座の二重星団


(撮影状況)
平成23年9月7日 午前0時56分 綾川町
BORG60ED ×0.73自作レデューサー F4.2
KISSX4(改造) ISO800 露出180秒
GP2赤道儀 ノータッチガイド フォトショップエレメンツで画像処理


2 もう一つ忘れてならないのがカルフォルニア星雲です 

ペルセウス座の足元には散光星雲・カリフォルニア星雲が広がっています。
天体望遠鏡を使っても見ることはできませんが、写真にはその姿を現します。

形がアメリカのカリフォルニア州ににていることから、その名前で呼ばれているそうです。

今回、3分ほどの露出で撮影しました。
元画像は淡く画像処理を強く行いました。
レベル補正で赤い星雲を強調したため周辺減光が強調されてしまいました。

ノータッチガイドのお気軽撮影は、露出時間を長くするとどうしても星が流れてしまいます。
今回のように、3分程度の露出では星が綺麗な点に写ってくれますが、淡い散光星雲の撮影には、 少し短いようです。

次のお気軽撮影では、光害カットフィルターを使用しISO感度を1600に上げ、露出時間ももう少し長くしたいと 思っています。

こうした淡い星雲は、できればガイド撮影で露出時間を延ばすのが一番の解決方法です。



(撮影状況)
平成23年9月7日 午前1時59分〜 綾川町
BORG60ED ×0.73自作レデューサー F4.2
KISSX4(改造) ISO800 露出180秒×2コンポジット
GP2赤道儀 ノータッチガイド フォトショップエレメンツで画像処理






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