入門用鏡筒で満月を少し過ぎた月を撮りました
1 満月を過ぎて、月は少しずつ表情を変えています
中秋の名月は、全体が煌々と輝いていました。
今日の月は少し欠け始め、クレーターが見え始めています。
ガイド鏡にと、ヤフーオークションで購入したケンコーのNEW・KDS鏡筒で撮影しました。
入門用といわれていますが、造りはしっかりとしています。
焦点距離は800mmと長く、テレプラスを使用すると1600mmとなります。
月は、カメラの撮影面いっぱいに広がります。
新品で購入すると、結構な価格の鏡筒です。
撮影した画像は、シャープで綺麗でした。
(撮影状況)
平成23年9月14日 午後10時6分 自宅屋上
NEW・KDS63−800鏡筒 ×2テレプラス F25
EOS40D ISO800 露出1/200
ポルタ経緯台 固定撮影
2 KDS63−800は、月の観望や撮影には力を発揮しそうです
この鏡筒は、ガイド鏡にしようとネットオークションで購入したものです。
しかし、ガイド鏡には少しF値が暗く、部屋の隅に置き去りになっていました。
ふと、月の撮影にどうかと思いつき、今日の撮影となりました。
結果は満足のいくものでした。
画像全体が綺麗でシャープな気がします。
何といっても軽く持ち運びが便利です。
ボーグと同じサイズのヘリコイドが付属します。
細かくピントを合わせることができます。
ネジサイズもBORGと互換性があり、手持ちの機材が使用可能です。
三日月や半月の撮影はどうでしょうか。
この鏡筒で暫らく月撮影を楽しんでみようかと考えています。
(参考)
望遠鏡カタログには、次のように説明されています。
F12.7の長焦点設計により、アクロマートながらも色収差を感じさせないシャープな像を
楽しむことができます。
合焦機構にヘリコイドを採用、微妙な滑らかさにより快適にピントを合わせることが可能です。
月面、惑星観測用のスコープとして最適です。