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夏の星雲・星団をウオッチング(双眼鏡編)


1 双眼鏡でウオッチング  


星雲・星団のウオッチングといえば天体望遠鏡と考えられていますが、小型の双眼鏡が 1台あれば手軽にウオッチングを楽しむことができます。
椅子に座ったままで自由なスタイルで空一杯に広がった星空を楽しむことができます。

双眼鏡は手ごろなものから高価なものまでいろいろな種類のものが販売されています。
性能は倍率よりも口径が大きいもの(集光率の高いもの)が良いといわれます。
気軽に使えるものとして、口径50mm程度で倍率が10倍程度のものが理想と本で読んだことがあります。

私は、もっと口径が小さくて倍率の低いものを使っています。
結構よく見えています。

天の川が見えるような場所で天候に恵まれたとき、空に双眼鏡を向けたときの感動は口に表せないものがあります。
キラキラと輝く宝石を散りばめたような星空がどこまでも広がっています。

双眼鏡のいいところは、正立で見ることができることです。
星図や星座版片手に自由に双眼鏡を操って夏の星雲や星団を探してみませんか。



2 双眼鏡を天体導入の補助として使っていました

自動導入の赤道儀を購入するまでは、望遠鏡のファインダーを使って目標の天体を導入していました。
ところが、目に見えない天体は探すのは大変な苦労があります。
星の配列を目標に探しますが、初めての天体を特定するには時間がかかります。

ファインダーの視野は広いと言われますが、初めての場所を見ている一瞬自分の位置が分からなくなることがあります。

そうしたときに双眼鏡を使用します。
基点の星から視野を動かして、今見ている星の配列がどの位置か確認します。

天体望遠鏡が向いている方向が明確に分かります。

以前、網状星雲や北アメリカ星雲が位置するはくちょう座付近に双眼鏡を向けたとき、きらめく星ぼしが あまりに綺麗で思わずその光景に見入ったことがあります。
至福のひとときです。

是非一度、双眼鏡持参で天の川を見に郊外に出てみませんか。
今、南の空にさそり座、いて座が輝いています。
星の大集団や白く淡く輝く星雲を是非ウオッチングしてください。






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