少しいい画像が! 慎重にガイド撮影
1 M51に再挑戦することとしました
前回の撮影は、いい結果が得られず悔しい思いで次の撮影機会を待っていました。
今日、仕事から早く帰宅できましたので撮影地に車を走らせました。
前回の反省から、いくつか気をつけるポイントを決めました。
撮影しようとする天体が子午線を越えると赤道儀が反転しようとします。
その動きとオートガイダーがコントロールしようとする動きが相まって予測不能な動きとなります。
今回は、M51が子午線を越える前に撮影を終えることとしました。
機材に振動を与えないために、カメラのリモコンスイッチやスターブックのコントローラーなどできるだけ
慎重に扱うこととしました。
すべての枚数の撮影が終わるまで、途中でカメラの画面で撮った画像の確認をするのを止めました。
結果は、良好でした。
すべてがエラーなど発生することがありませんでした。
4枚コンポジットして画像処理をしました。
2011年4月7日 22時12分
撮影場所 綾川町
BORG125SD ×0.78マルチレデューサー F4.6
EOS40D ISO800 露出300秒×4フレームコンポジット LPS−P2
ビクセンSXD赤道儀 スマートオートガイダー フォトショップエレメンツで画像処理
2 いろいろな機材が十分機能することが分かりました
前回の撮影では、星が流れたり、二重になったり、少し自信をなくしていました。
自分の腕の悪いのを省みず、ひょっとして撮影機材に不備な点があるのではないかと気をまわしていました。
今回の結果から機材は正常であることが分かりました。
古いレデューサーを使用したのが悪いのか。
ガイド鏡の焦点距離が短かすぎるのか。
スマートオートガイダーにどこか不備な点があるのか。
赤道儀は、大丈夫か、など。
今回の撮影にあたっては、初心に帰ってすべて丁寧に行うように心がけました。
やはり、慣れによる雑な取り扱いが問題のようでした。
反省しきりです。