冬早朝のM82不規則銀河
1 寒くなってきました 早朝に、春の銀河M82を撮影しました
さじアストロパークのコテージでの撮影は、早朝に及びました。
口径40cmニュートン式望遠鏡でM82に挑戦しました。
系外銀河を大口径の望遠鏡で撮影することは、天体写真を志す者にとって大変な憧れです。
思いがけず、その機会が訪れました。
胸わくわくといくつかの銀河に挑戦しました。
きれいに晴れていた空も、明け方には低いところから薄ら靄ってきます。
M52子持ち銀河も撮ってみましたが、残念ながら高度が低くきれいな画像は得られませんでした。
● M82不規則銀河
(撮影状況)
平成23年11月27日(土)3時12分
ミカゲ光機40cmニュートン鏡筒 F5
CanonEosKissX5 ISO1600 露出180秒
フォトショップエレメンツで画像処理 トリミング
2 M82は北斗七星の近くにある比較的明るい銀河です
よく天体写真では、M81とM82は並んで一枚の画像に写っています。
しかし、撮影鏡筒は焦点距離が200cmと長く、なかなか同一視野で撮影することは困難でした。
別々に撮影することとしましたが、残念ながらM81はあまりにも中心から大きく外れたためトリミングなどが難しく、
掲載することができませんでした。
M82は中心部が激しく活動していることで有名な銀河です。
以前、焦点距離500mmの小口径鏡筒で撮影したことがあります。
小さいですが結構きれいに写ってくれます。
しかし、今回の撮影は迫力が違います。
さすが口径40cm、焦点距離200cmの望遠鏡です。
内部の構造が現れました。