口径40cm鏡筒によるM1かに星雲
1 大口径の望遠鏡でかに星雲を撮影しました
さじアストロパークのコテージには、ミカゲ光機製口径40cmニュートン・カセグレン式反射望遠鏡が配置されています。
この望遠鏡をニュートン式にして撮影しました。
焦点距離2000mmF5と大型で明るい鏡筒になります。
これまで小口径の望遠鏡でM1かに星雲を撮影したことがあります。
撮影された像は小さくまるで綿ぼこりのようなボーとしたものでした。
M1は、細かい形態まで写せないと諦めていました。
ようやく、かに星雲らしい写真を撮る機会が訪れました。
(撮影状況)
平成23年11月26日(土)23時33分
ミカゲ光機40cmニュートン鏡筒 F5
CanonEosKissX5 ISO1600 露出180秒
フォトショップエレメンツで画像処理 トリミング
2 ライブビュー画面でピントを合わせました
鏡筒は大型のドイツ式赤道儀に搭載されています。
コンピューターによる自動導入ができます。
オートガイド機能も備えているようですが、今回は赤道儀任せのノータッチガイドで撮影しました。
感度を上げて3分ほどの露出です。OKでした。
ほとんどの画像で星がほぼ点になっていました。
ピント合わせは、カメラのライブビュー画面で行いました。
恒星を導入して拡大し、星像が絞られたところにピントを合わせました。
3 (参考)ペンタックス・サブ鏡筒で撮影したフル画像です
メイン鏡筒の撮影後にトライしました。
屈折望遠鏡としては、口径が12.5cmと大きく、比較的焦点距離の長い鏡筒です。
この鏡筒でもM1は小さく写ってしまいます。
(撮影状況)
平成23年11月26日(土)23時41分
ペンタックス12.5cm鏡筒 F6.4
CanonEosKissX5 ISO1600 露出180秒
フォトショップエレメンツで画像処理