下弦を過ぎた晩秋の月を撮りました
1 下弦を過ぎ三日月になろうとしている月です
20日の午前5時頃に撮影しました。
このときは、空高く月が昇っていました。
今日(23日)の月は、同じ時間に、細い三日月が東の空のほんとうに低い位置に見えています。
月は、毎日表情を変えます。
下弦の月は、クレータの数も少なく海が大きく広がっています。
そのため、暗く物寂しいといわれています。
このように比喩される下弦の月ですが、写真に撮ると独特の質感が現れてきます。
全体をうっすら淡い光で包まれたような、なんともいえない優しい月が現れます。
力強い上弦の月と違った表情を表します。
(撮影状況)
平成23年11月20日午前5時43分 撮影場所 高松市内 自宅屋上
KDS63−800×2テレプラス F25
カメラ EOS40D ISO800 露出1/50
ポルタ経緯台 固定撮影
フォトショップエレメンツで画像処理
2 本屋で見つけました 月撮影のガイドブック
たまには、本屋へ行くものです。
「デジタルカメラによる月の撮り方」という本を見つけました。
早速、購入となりました。
デジタルカメラの特質や機能を生かした撮影の方法が解説されています。
ISO感度、F値、シャッタースピードをマニュアルで設定。
これだけで撮影している私にとって興味深いものです。
最近、天体写真に興味を持つ人が増えているのか、デジタル撮影の教科書がいくつか発刊されています。
本屋さんの本棚には、既に購入済みのものも含めそうした本が4冊ほど並んでいました。
それぞれデジタルカメラを使ったいろいろな天体写真の撮り方が解説されています。
「月の撮り方」では、四季折々の風景のなかで表情を変える月の撮り方が紹介されています。
既にデジタルカメラで月を撮影されている方も、少し違った観点から大変興味深い本ではないかと思います。