ISSの日面通過の撮影風景です
1 高松でISSの日面通過がありました
10月29日(土)午後1時21分ごろ高松でISSの日面通過が見られました。
とは言っても、肉眼見えるわけでなく、また、太陽表面を1秒足らずで通過してしまいます。
こうしたことから、このイベントをカメラに収めためには、ISSが通過する直下に撮影機材を準備して出かけることと
なります。
高松市内の海岸沿いの公園には、私と天文協会でお世話になっている香西さん、また、初対面のKさんと3人の機材が揃い
ました。
私は、BORG60EDと経緯台、香西さんは、タカハシの反射望遠鏡に赤道儀、Kさんは、赤道儀にKDS63鏡筒など
それぞれが工夫をした機材で撮影に望みました。
当日は、残念ながら曇りというもう一つの天候でした。
薄曇の中、私は露出アンダーという状況でしたが、香西さんの技術と経験はさすがと思わせるものがあります。
香西さんが見事にISSの日面通過を捉えました。
香西さんから当日の写真を提供していただきました
(撮影状況)
撮影者 香西清弘氏
平成23年10月29日午後1時21分ごろ 撮影場所 高松市朝日町
反射望遠鏡(無メッキ) 10cm F11 ND400 直焦点
カメラ EOS5DMarkU ISO200 1/4000
動画で撮影し、1コマずつ切り出してPhotoshopで合成
2 ISSを撮影しようと3人のアマチュア天文家が集まりました
私は、天文協会の香西さんからアドバイスをもらい、撮影場所の公園に向かいました。
高松市内には、撮影可能場所がいくつもありますが、偶然にも1人加わり3人での撮影となりました。
Kさんもインターネットで情報をしり、この公園を撮影場所に選んだそうです。
Kさんとは、初対面でしたが機材の話など3人で打ち解けた会話が続きました。
香西さんの機材は、長い経験を感じさせるいろいろな工夫が施されています。
Kさんは、日食撮影の経験があるそうです。
フィルター、天体望遠鏡、カメラなどのセッティングはそうしたことを感じさせられます。
私は、太陽の撮影はあまり経験がありません。
ISSの日面通過は始めての経験です。
来年の金環食の撮影を目指して機材を整えています。
ISS撮影もそうした目標への第1歩になればと取り組んでいます。
当日は、それぞれ経験や機材、撮影方法が違う3人が集まりました。
撮影後間もなく解散となりました。短い時間でしたが楽しいひと時を過ごしました。
Kさんが撮ってくれた当日のスナップです