秋の空にもうオリオン大星雲が昇ります
1 今、オリオン座が注目されています
真夜中、日付が変わるころ、もう冬の星座オリオン座が顔を出します。
今、このオリオン座が大変注目されています。
冬の王座オリオン座は、四辺形の中に三ツ星を囲むように星が並んでいます。
この四辺形の左上に赤く輝いているのがベテルギウスです。
ベテルギウスは、直径が太陽の1000倍という年老いた赤色超巨星です。
この星は、15年前の測定時に比べると15パーセントも小さくなっており、加速的に収縮しているそうです。
また、いろいろな研究・観測によると、近い将来超新星爆発を迎える前兆現象を捉えているといわれています。
この超新星爆発は、2012年頃に起こるかもしれないそうです。
爆発すると太陽や月の明るさに輝くといろいろ取り沙汰されています。
2 馬頭星雲とM42星雲
そうしたオリオン座の中で代表的な馬頭星雲とM42オリオン大星雲を撮りました。
BORG60ED(250mm)で、2つの星雲をどうにか同一画面に捉えることができました。
(撮影状況)
平成23年9月7日 午前3時19分 綾川町
BORG60ED ×0.73自作レデューサー F4.2
KISSX4(改造) ISO800 露出180秒
GP2赤道儀 ノータッチガイド フォトショップエレメンツで画像処理
3 M42オリオン大星雲
オリオン大星雲にカメラを向けてみました。
この星雲は、望遠レンズから口径の大きな鏡筒まで、格好の撮影対象となります。
撮られた写真は、機能に応じてそれぞれ味わいのあるものです。
(撮影状況)
平成23年9月7日 午前3時29分 綾川町
BORG60ED ×0.73自作レデューサー F4.2
KISSX4(改造) ISO800 露出120秒
GP2赤道儀 ノータッチガイド フォトショップエレメンツで画像処理