冬の代表M42星雲をBORG125SDで撮りました
1 ようやく冬の星雲の撮影に出かけることができました
深夜に顔を出していたオリオン座は、午後10時頃に南の空に輝いています。
絶好の撮影時期を迎えました。
せっかくの機会です。口径の大きなBORG125SDで撮影することとしました。
勇んで車を走らせました。
残念なことに撮影場所は白い雲に覆われています。
待つこと1時間、やっと綺麗な星ぼしの世界が現れました。
M42は、冬の代表的な星雲です。
これまで何度となく撮影してきました。
一味違ったものを撮りたいと工夫をしてみました。
(撮影状況)
平成23年1月5日 午前0時29分から 綾川町
BORG125SD フラットナー F6
KissX4改造 ISO800 60秒 120秒 180秒 3フレームコンポジット
SXD赤道儀 オートガイダー
フォトショップエレメンツで画像処理
2 久しぶりにBORG125SDで撮影に臨みました
口径が大きく焦点距離の長い鏡筒で撮影するのは一苦労です。
BORG125SDは、口径125mm焦点距離が750mmあります。
フルサイズを生かして迫力ある写真を撮りたいとフラットナーを使用しました。
小口径の望遠鏡で撮影するときは、ファインダーの中心に撮影対象を導入すれば、ほぼ、全体像を撮ることができます。
しかし、この鏡筒は、慎重に位置合わせをしないと星雲が中心からはずれてしまいます。
こうしたときに便利なのがカメラのライブビュー画面です。
星雲近くの明るい星を使って微妙な位置合わせができます。