月にもいろいろな表情があります。
私は、下弦の月が好きです。
1 下弦の月を撮ってみませんか。
月は、月齢ごとに、いろいろな表情を見せてくれます。
上弦の月は、月のいろいろなクレーターを見ることができますし、海の部分の明暗も綺麗です。
また、満月は、明るい輝きの中に月の力強い存在感を感じることができます。
そうした中、太陽と正反対の月独特の雰囲気を感じるときがあります。
クレーターだらけで荒涼とした月ですが、下弦やその前後の月は優しさまで感じさせます。
平成22年6月4日 3:06 露出1/100秒 ISO200 撮影場所 自宅屋上
2 BORG鏡筒にデジカメで初めて撮ったのが下弦の月でした
下弦の月は、独特の質感を持っています。
明るい部分がほんの薄っすら白い輝きを持っています。
上手く表現できませんが、赤ちゃんの肌やほんのり片栗粉をまぶした大福餅の質感のようにも見えます。
数年前ですが、中古のBORG76鏡筒を購入し、嬉しくてその夜(明け方)月を撮ってみました。
このときは、まだ、デジタルカメラにライブビュー機能がなく、マルチモノキュラーでピントを合わせました。
この時以来、下弦近辺の月がすっかり気に入ってしまいました。
今月の終わり、30日が下弦になります。
是非、その付近の月を撮影してみてはいかがでしょうか。
ただ、撮影は早朝になり、早起きが必要です。
BORG鏡筒にデジカメで最初に撮影した下弦の月です
平成19年1月19日 撮影場所 自宅屋上