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 新分野へチャレンジ その5 ガイド鏡2

オートガイド撮影の準備を進めています。
雨模様、いっこうに晴れません。晴れが待ち遠しいものです。

● スマートガイダー用のガイド鏡は  

BORG60EDをガイド鏡に使用することにしましたが、
ガイド鏡として使用することにどうしても踏ん切りがつきません。

他に、ガイド鏡に転用できそうなものは、D90mm、F500mmのマクストフカセグレンを持っています。
ただ、この鏡筒も、今のままでは、フリップミラーが取り付けられません。

新しいガイド用鏡筒を購入するには、数万円かかりそうです。大変です。

● ショートフリップミラーを買うことにしました

フリップミラーは、直視方向と上部方向の2箇所にアイピースを取り付けることができる便利なものです。
一方に焦点距離の大きいアイピースを取り付けることで、星の導入が容易になります。

通常のフリップミラーは、かなり光路長が長く、短焦点望遠鏡には使いにくくなっています。
これを解消するため、アイベルからショートフリップミラーが発売されています。

ショートフリップミラーのミラーボックス本体は、通常のフリップミラーと変わりありません。
その代わり、短いアイピースホルダーが使用されています。
これで光路長がかなり短くなっているようです。

通常のフリップミラー

ショートフリップミラー

● マクストフカセグレに取り付けてみました

さすがショートフリップミラーです。
余裕で焦点を合わすことができます。

マクストフカセグレン鏡筒は、500mmの焦点距離があります。
これなら625mm程度の鏡筒までガイド可能といわれています。

BORG125SDに×0.8レデューサーを使用すれば十分ガイド可能となります。

自宅屋上で、ショートフリップミラーを使って合掌できるか調整しました。
結果は良好でした。

あとは、実践でいろいろ工夫・微調整を重ねなければいけません。
早く、梅雨があけてほしいものです。


追伸

1 ショートフリップミラーを装着していろいろテストしてみました。

● 今までガイド鏡に使用していたD60mm、F300mm鏡筒
バローレンズを使い焦点距離を伸ばした状態で合焦するか試してみました。
焦点を合わすことができますが、ピント調整に余裕がありません。

● マクストフカセグレンにバローレンズを使用してみました。
焦点距離が1000mmとなります。
問題なく合焦しました。

2 その他

スマートガイダー同焦点アイピース(9mm)と25mmアイピースを同時に合焦させるために、 同焦点アイピースリングを使用しました。(掲載写真 金色リング)  


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