MENU/ home/ introduction/ photo/ system/ topics

四国天文協会の話題/
 香川県支部の7月例会は、藤川さんの掃天小屋で開催されました

藤川さんは、日本を代表するアマチュア天文家です。
いくつものすい星を発見した有名なコメットハンターというよりは、天文を愛する気さくな先輩という感じでした。

● 今回は、藤川さんの観測所が例会の会場でした。  

10人の会員が集まりました。
観測所は、ミーティングルームが併設されています。冷房まで完備していました。
折に触れ、近隣の子供達を集めていろいろなお話をされているようです。

当日は、熱心なお話に聞き入りました。また、そのお人柄に大変おどろきました。

2002年12月15日未明にも藤川さんは16cm反射望遠鏡で、眼視観測により彗星を発見されています。
同時期に発見した工藤さんと共に工藤・藤川すい星と命名されました。
このときの発見の様子をはじめ、これまでのいろいろなエピソードへとお話が続きました。

ほんとうに、すい星掃索に熱意が伝わってきます。お話に聞き入ってしまいました。


● 藤川さんの観測所を見せていただきました

観測所は、掃天小屋と名付けられています。
藤川さんの観測は、掃くように天を探すという信念のもと行われています。

この名前の起源は、昭和43年東京大学東京天文台にすい星の確認を依頼したときにさかのぼります。
当時の東京天文台の担当部署は、天体掃索部だったそうです。

天体掃索(掃天)という言葉は、藤川さんの信念の表れです。

この観測所を見せていただきました。
最新機器をはじめ、2002年のすい星発見に使用した機材もそのまま据え付けられていました。



inserted by FC2 system