丁寧に画像処理を行いました。
淡いですが大赤斑が浮かび上がりました。
1 木星に大赤斑が現れている時刻を狙ってみました
木星の撮影では、誰もが大赤斑を綺麗に撮ってみたいものです。
拡大撮影3回目になります。
口径125mmの屈折望遠鏡で撮影しました。
丁寧にピントを合わせましたが、撮影した画像の大赤斑は非常に淡いものでした。
1枚の画像を強調処理してもなかなか紋様を浮かび上がらすことはできません。
4枚の画像をコンポジットしました。
2 ほんとうに淡いですが木星の大赤斑が分かります
フォトショップエレメンツで画像をコンポジットしました。
慎重に位置合わせを行い重ねてみました。
多くの画像を重ねて行う高度な処理には到底及びませんが、大赤斑がうっすら浮かび上がってきました。
今まで惑星の撮影は、他の世界の話と思っていました。
少し現実のものに少し近づいたような気がします。
木星が観望、撮影の好機となっています。
拡大撮影の勉強にいい機会です。きるだけトライしたいと思っています。
(撮影状況)
平成22年10月13日 午前1時56分〜 自宅屋上
BORG125SD SD−1X LV9mm 拡大撮影 F36
EOS40D ISO800 1/40 4フレームコンポジット
ポルタ経緯台 固定撮影 フォトショップエレメンツで画像処理