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撮影にかかわるお話です/
第63回 見ごろの木星 拡大撮影に挑戦

木星の拡大撮影に挑戦することとなりました。
星雲星団などの直焦点撮影と違い一から勉強です。

1 この機会に木星の縞模様を見てみませんか

今、木星が見ごろとなっています。
午後11時ごろには、南中しています。
明るく輝いており、すぐ見つけることができます。
また、小口径の望遠鏡でも縞模様を見ることができます。

2 拡大撮影に用のパーツを揃えました

先日、直焦点撮影で木星の縞模様が撮影できることが分かりました。
しかし、直焦点では、撮像の大きさに限界があるようです。

これを機会に拡大撮影をやってみることにしました。
いつものように、まずは、機材(パーツ)の購入から始まります。

BORGのSD−1X(7410)を購入しました。
撮影用のアイピースをどうしようかと思案していました。

ふと、アイピース箱にビクセンのLV6mmのアイピースがあるのに気付きました。
SD−1XにLVアイピースを取り付けて撮影してみました。

3 2つのボーグ鏡筒で撮影しました

動画などの画像を高度な画像処理し、木星の模様を詳細に写しだしてている方がいます。
憧れの世界です。

今回は、初歩的な拡大撮影です。
ピント合わせなど工夫することがいろいろあることが分かりました。

まず、BORG76EDで撮影しました。
カメラのライブビュー画面に綺麗に木星の縞模様を見ることができます。

ところが、なぜかBORG125SDでは、木星が白く輝き、なかなか縞模様が現れません。
仕方なく、明るい星を望遠鏡に入れ慎重にピントを絞ってみました。

初挑戦の画像です。
結果は、繊細とはいえませんが、どうにか木星の雰囲気が撮れたように思います。

● BORG76EDによる撮影画像


(撮影状況)
平成22年10月1日 午後9時25分 自宅屋上
BORG76ED SD−1X LV6mm 拡大撮影 F46
EOS40D ISO800 1/20
ポルタ経緯台 固定撮影 フォトショップエレメンツで画像処理

● BORG125EDによる撮影画像

(撮影状況)
平成22年10月2日 午前0時17分 自宅屋上
BORG125SD SD−1X LV6mm 拡大撮影 F42
EOS40D ISO1600 1/125
ポルタ経緯台 固定撮影 フォトショップエレメンツで画像処理


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