実戦で、スマートガイダーを使うこととなりました。
撮影はできましたが、課題が見つかりました。
1 まず、SXD赤道儀に取り付けます
何度かセッティングの練習をし本番に臨みました。
赤道儀へのセッティングは何の問題もありませんでした。
2 ガイド鏡にマクストフカセグレンを選びました
手持ちの機材の中から、次の理由で、マクストフカセグレンをガイド鏡としました。
・ 口径が10cmあること。
・ 焦点距離が500mmと結構長いこと。
・ ガイド星を導入しやすいようにフリップミラーが取り付けられること。
3 撮影を行いました。いくつかの問題が見つかりました。
● 基本的なミスを犯しました
フリップミラーのアイピースにガイド星を導入しピントを合わせると、ガイド用のCCDカメラに丁度ピントが合うように
設定しています。
コントローラーの感度を示す数値は、低いほどよくピントが合っています。
しかし、なかなか下がりません。
しばらく、悩みました。
ようやく理由が分かりました。
自宅で設定したときは、眼鏡をかけずにピントを合わせていました。
今回は、眼鏡をかけたままピントを合わせていました。
ピントが微妙に違います。基本的なことが抜けていました。
● 問題が現れました
1等星など明るい星には、CCDカメラが反応してくれます。
ところが、少し暗い星になるとなかなか認識してくれません。
たびたびNOT、FOUNDという表示があらわれます。
理由を今探しています。
マクストフカセグレンの副鏡の影のせいか。
明るいと思って導入したガイド星が思ったより暗かったのか。
オートガイダー自体にの設定に問題があるのか。
とりあえずガイド鏡を変更して再度撮影してみたいと思っています。
暫く、試行錯誤が続きそうです。
明るい星アンタレスをガイド星にして周辺を撮影しました。
左下に小さな球状星団が見えます。
画像は、一見きれいに見えますが、残念ながら前後に小さなブレがありました。