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撮影にかかわるお話です/
第59回 M22球状星団を自動導入で撮影

ようやくSXD赤道儀で初撮影となりました。
梅雨があけ、仕事が落ち着き少しゆとりの時間が見つかりました。
天気も最高で、M22を自動導入し撮影してみました。

1 SXD赤道儀で天体を自動導入してみました。

赤道儀の極軸合わせをした後、アンタレスなどの星でアライメントを行いました。
あとは、コントローラー上の画面で目的の天体を選択します。
M22を選びました。

ファインダーの中に少し中心よりずれていますが、淡く白いM22の光芒が見えます。
撮影のため、ファインダーの中心へ移動します。

2 どのくらいの追尾精度があるのかノータッチで撮影しました。

BORG76EDにレデューサ使用で400mm(F5.2)で撮影しました。
今までのGP2赤道儀では、この焦点距離では星が点で写る確率は低いものでした。

結果は、綺麗な球状星団が撮れました。

強拡大すると、何かがあたって動いたようなちいさなゆれがあります。
赤道儀のコントローラーか何かに無意識にあたったのかもしれません。
注意をしていれば、いい結果が得られていたような気がしました。


(撮影状況) BORG76ED ×0.8レデューサー(F5.2)
EOS40D ISO800 露出180秒
SXD赤道儀ノータッチガイド
平成22年8月2日 午後9時30分 場所 綾川町

3 自動導入はほんとうに便利です。

いくつかのメシエ天体を自動導入しました。

ファインダー中にしっかりと天体を導入することができます。
ほんとうに便利です。

天体を正確に導入するためのアライメントを明るい星で3回ほど行いました。
慣れてくるともう少し正確な位置に天体を導入できるような気がします。
これからが楽しみです。

星を探す苦労が減り、撮影時間の短縮になればと念願します。


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