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撮影にかかわるお話です/
第57回 GP2赤道儀の話題 続編

第50回はGP2赤道儀を愛用してきた状況を記載しました。
今回は、失敗談について報告します。

1 嘘みたいな話ですが北極星を間違えたことがあります

赤道儀の機能が十分発揮されるためには、極軸合わせが大切になります。
セッティング次第で撮影の良し悪しが決まります。

今では、まず北極星を間違うことはありません。

ところが、セッティング時に赤道儀を北極星の方向に向けますが、あわてて少しとなりの星に向けてしまいました。

この時はノータッチガイドによる撮影でした。
また、銀塩(フィルム)カメラによる撮影です。
お店からプリントされた写真を受け取りびっくりしました。
星が大きく流れています。後の祭りです。

2 補助ガイド撮影でもいろいろありました

(1)  最初は、赤経軸だけの一軸ガイドでスタートしました

これは、大変でした。

赤道儀のセットが上手くいっている時は、赤経軸のコントローラーだけでもガイドができることもありました。
ところが、赤緯軸の手動調整は、私にとっては難しく神業とも思えました。

何度か挑戦しましたが、いい結果がでず、結局、 赤緯軸用のモーターと2軸コントローラーを購入することとなりました。

(2)  モータの取り付けは微妙なタッチが必要です

モーターの取り付けは、「ゆるすぎても、きつすぎてもだめ」という繊細なところがあります。
ギアのかみ合わせは非常に繊細です。
上手く取り付けたと思っても時折から回りすることがありました。

手に負えず、自分で取り付けるのを諦めビクセンさんに調整をお願いすることとなりました。

(3)  コントローラーの端子を赤緯と赤経と間違えて接続してしまいました

嘘みたいな話ですが、暗闇で取り付けると間違うことがありました。
ガイド用のGA−4を覗いていると星がどんどん逃げていきます。
最初は、原因が分からず戸惑うこともありました。

今から思うと、考えられないようなことをしていました。


3 撮影中に赤道儀を蹴ってしまいました

天体撮影は、非常に小さい振動でも結果に影響がでます。
撮影を始めた頃は、いろいろなことで振動を与えてしまいました。

三脚を蹴ったことがあります。
強い風の影響を受けたこともあります。

一番腹の立つことは、撮影が終わりに近くなった頃、撮影機材に体が触れてしまうことです。
自分が悪いのですが、ここまでの努力が台無しになってしまいます。


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