ライブビューとピント用スコープでテストをしてみました
放送局の電波塔の小さな赤いランプでテストしました。
ライブビューモードでは、確実にピント合わせができるようです。
今まで月の撮影は、ピント用スコープ(拡大鏡)を使っていました。
カメラのファインダーは、ピント合わせに、精度が少し劣ると一般的に言われています。
ピント用スコープは、これをカバーすることができます。
ただ、その日の目の調子などが影響することがあります。
ライブビューモードは有効な機能と分かりました
● 撮影画像を少し拡大しました あまり違いが感じられません
ピント合わせは、ピント用スコープは4倍、ライブビューモードは10倍で行います。
ピント用スコープ
ライブビュー
● 大きく拡大してみました 少し違いが現れています
ライブビューモードのほうがはっきりピントがでています。
ピント用スコープ
ライブビュー
● テストの機材
BORG76ED ×0.8レデューサー(F5.2)
(ピント合わせ)
EOS40D ライブビューモード 10倍
ピント用スコープ 4倍
露出1/400 ISO400
● 今回、ミニマイクロフォーカス(接眼部微動装置)を使用しました
ピント合わせの精度を高めるためにボーグミニマイクロフォーカスを使うこととしました。
ミニボーグ用ですが76ED鏡筒にも使用できます。
ただ、光路長が長くなるため「レデューサー」を使用するとピントが出なくなります。
ピントがでるようにさっそくシステムを改造しました。
マイクロフォーカサスはピントチェッカーでのピント合わせにも貢献しそうです。
ミニマイクロフォーカスでどのように改善できるか、後日詳しく報告したいと思っています。