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撮影にかかわるお話です/
第30回 ピント合わせ(その5) BORG76ED

BORG76EDでピント合わせをしてみました

ピントテスターに明るい星を導入します。
しかし、BORG60EDのときとは少し何かが違います。
赤道儀を東西方向に動かすとぼやけた星像が片側から切れていきます。
前回は、はっきりと一瞬で消える位置が分かりました。
ヘリコイドを少しずつ動かして切れぐあいを確認しますが自信を持てる位置がなかなか分かりません。
ようやく確信を持てそうな位置が見つかりましたのでM42オリオン座星雲を撮ってみました。

ピントテスターの取り扱いについて

口径が大きく少し焦点距離が長くなると微妙な調整が必要なのかもしれません。
また、前回上手くいったので今回は少し雑な取り扱いをしたのかも知れません。
撮影後、シリウスが高度をあげてきたので、望遠鏡に導入し再度ピントテスターでピント合わせを してみました
少し感じをつかみ今日の撮影を終えました。

撮影画像について

露出2分で撮ってみました
ピント位置を迷いながらの撮影でしたが、結果は結構きれいな画像を得られました。
今まで撮影したM42のなかで星雲の淡い濃淡が一番良く出ていると思います。
やはりピントテスターの成果のように思います。


撮影の状況

BORG76ED ×0.8レデューサー F5.2
キスデジタルN(改造) GP2赤道儀ノータッチガイド
平成21年11月23日 23:21 露出120秒 ISO800
撮影場所 綾川町
フォトショップエレメンツで画像処理


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