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撮影にかかわるお話です/
第29回 ピント合わせ(その4) ピントテスターで鮮明に

久しぶりに晴天となりました。ようやくピントテスターが使用できます。

出張から帰り1週間が経ちます。
雨が降ったりと好天に恵まれず、少しいらいらしていましたが今日は、文句なしの星空です。 午後、10時半ごろ郊外の撮影場所に到着しました。
もう、オリオン座が絶好の位置に輝いています。

今日は、ピントテスターの使い方をマスターしようと出かけ、画像のピントの確認のため 3分半ほどの露出(ノータッチガイド)で馬頭星雲とM42を撮ってみました。

ピントテスターの取り扱いについて

結構難しいものと考えていましたが、実際使用してみると思っていたよりは簡単にピントを合わせることが できます。
まず、天体望遠鏡にカメラを取り付け、眼視でピントを合わしておきます。
そして、カメラに替えてピントテスターを取り付け中心に明るい星を導入します。
ピントテスターの中には、ぼやけた円形の星像が見えています。
赤道儀のモータードライブを東西に動かすとピントが合っていないときは、星像が片側から消えていきます。
ヘリコイドを少しずつ動かしピントを合わせていきます。
ピントが合ったとたん、像を動かすと一瞬に消えることとなります。

これからが楽しみです

今日は、最初のテストということでBORG60EDでピント合わせを行いました。
口径が大きく、焦点距離が長くなればなるほどピントがシビアーになってきます。
次回は、BORG76EDでテストしたいと思います。
この場合は、ノータッチガイド撮影というわけには行きません。
ガイド撮影を行うためのフル装備で出動となります。
結果が楽しみです。

おかげ様で、きれいな画像が撮れました。
ピント合わせが楽になりそうです。
ネイチャーフォト・ステージ秀の遠藤さんに相談してよかったと思います。
思い切って改善を図るいいきっかけとなりました。


撮影の状況

BORG60ED ×0.85レデューサー F4.9
キスデジタルN(改造) GP2赤道儀ノータッチガイド
平成21年11月14日 23:38 露出210秒 ISO800
撮影場所 綾川町
フォトショップエレメンツで画像処理


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