★ 高性能なED鏡筒の時代です
ED鏡筒は年々性能をアップして各メーカーから発売されています。
これから望遠鏡を選ばれる方には、選択の幅がますます広がります。
性能や価格をあれこれと調べて見るのも楽しいことです。
また、商品の到着もわくわくとした気持ちで待つこととなります。
● ステップアップ
私は、以前から60EDを使っていました。
愛用しています。
しかし、撮影を行っていると、もう少し口径の大きな焦点距離の長い鏡筒がほしくなってきました。
いろいろ考えて、口径80mm・焦点距離500mmを次のステップアップ鏡筒にすることにしました。
ボーグのベストセラー76EDは、名機といわれています。
すぐに、この望遠鏡が欲しくなってしまいました。
すでに後継機種が発売されていましたが、中古で手に入れることができました。
このクラスの鏡筒になると、お気軽撮影という訳にはいかなくなります。
より精度の高い撮影が求められ、ガイド撮影の習得は、避けられない課題となります。
● 撮影では
私は、BORG76EDを星雲・星団の撮影以外に月の撮影にも使用しています。
APS−Cサイズのデジカメを使うようになり、テレプラスを合わせて使用することで、シャープで迫力ある月が撮れます。
特に天頂付近の月の撮影では、長焦点の望遠鏡は、無理な姿勢を強いられ大変な苦労がありました。
この鏡筒は、取り扱いが非常に楽です。
これからも出番を多くしていきたいと思っています。
● 魅力
76EDは、生産中止になって年数を経ましたが、長くこのクラスの鏡筒の中心的地位を占めてきました。
76EDをたくさんの方が使用してきました、その良さを多くの作品に見ることができます。
今でも、この鏡筒になにか魅力を感じるのは私だけでしょうか。
そのコンセプトは、後継機種に引き継がれ、デジタル時代への対応も図られているようです。